はしか(麻疹)

<どんな病気?>
麻疹ウイルスに感染することで起こる病気です。まず発熱、せき、くしゃみ、鼻水、目やになどの風邪症状が3〜4日続きます。いったん熱は下がりますが、すぐに上昇し、口の中の頬の内側に小さな白いブツブツが数個〜数十個見られます。これをコプリック斑といい、発疹が現われる前のはしか診断の重要な手がかりになります。
発疹が現われると、顔や体に広がります。熱は3〜4日続きます。発疹は1週間ほどで赤から赤褐色に変わり、色素沈着を残すこともあります。この頃には熱も下がり、急速に回復に向かいます。色素沈着は約1ヵ月で消失します。
はしかに伴う肺炎は重症になりやすいので、せきがひどい、ぐったりしているときは早めに受診しましょう。感染力が強いので診察前に必ず病院に連絡しましょう。ごくまれに感染後に神経の難病などになることもあるので、1歳を過ぎたらすぐに予防接種をすることが大切です。

 

<治療>
安静にして症状を軽くする薬(解熱薬、鎮咳薬など)で体力の消耗を防ぎます。

 

<予防&ケア>
高熱が出たときは水枕などで快適に過ごせるように工夫しましょう。水分の補給も積極的に行いましょう。

 

  • 風邪症候群・・・鼻腔、咽頭、喉頭の上気道が、ウイルスに感染
  • 突発性発疹・・・高熱が下がるとあせもに似た赤い小さな発疹ができます
  • インフルエンザ・・・高熱が出ることが多く、脳症や肺炎の合併症を起こすことも
  • 手足口病・・・口の中、手のひら、足の裏に発疹や水泡ができます
  • ヘルパンギーナ・・・突然高熱が出て、喉の奥に多数の水泡ができる
  • りんご病(伝染性紅斑)・・・発疹がレース状になって全身に広がっていきます
  • 水ぼうそう(水痘)・・・虫さされのようなかゆみを伴う発疹が全身に広がります
  • はしか(麻疹)・・・口の中の白い発疹が診断の大きな手がかりになります
  • 百日ぜき・・・コンコンと特有の乾いたせきが続き、呼吸が苦しくなります
  • 風疹・・・風邪のような症状から赤い発疹が出て3日ほどで消えます
  • おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)・・・耳の下の唾液腺が腫れ始め、唾液が出ると痛みます
  • 溶連菌感染症・・・高熱が出て喉が真っ赤に腫れ激しく痛みます
  • 結核・・・再び増加傾向のある病気。治っても後遺症を残す可能性が
  • 敗血症・・・重症の場合はショック症状を起こし最悪のケースも
  • 川崎病・・・全身の血管が炎症を起こす病気。原因はいまだに不明です