川崎病

<どんな病気?>
全身の血管が炎症を起こす病気で、原因は今のところ不明です。生後6ヶ月〜1歳半の乳児期が患者の約8割を占めます。この病気にかかると、
●40度近い高熱が5日以上続く
●手足が赤くなり腫れてパンパンになる
●さまざまな形の発疹が出る
●目が充血する
●唇が口紅を塗ったように真っ赤になり、舌も赤くブツブツしたいちご舌になる
●頸部のリンパ節が腫れるなどの症状が現れます。
これらの症状が1〜2週間ほどで消えた後、手や足の皮膚がペロッとむけます。また、心臓の血管の一部にこぶのようなもの(冠動脈瘤)ができることがあり、一過性のものと後遺症としてずっと残ってしまう場合があります。冠動脈瘤があると血管が詰まってしまうこともあります。

 

<治療>
ガンマグロブリンという薬の点滴を受けますが、発熱など急性期の症状が治まり、冠動脈瘤ができているかどうかを確認するまでの間は入院の必要があります。冠動脈瘤が見つかった場合は心臓専門医による薬物療法と定期健診を行います。冠動脈瘤が見つからなかった場合も数年間は心臓の検査が必要です。

 

  • 風邪症候群・・・鼻腔、咽頭、喉頭の上気道が、ウイルスに感染
  • 突発性発疹・・・高熱が下がるとあせもに似た赤い小さな発疹ができます
  • インフルエンザ・・・高熱が出ることが多く、脳症や肺炎の合併症を起こすことも
  • 手足口病・・・口の中、手のひら、足の裏に発疹や水泡ができます
  • ヘルパンギーナ・・・突然高熱が出て、喉の奥に多数の水泡ができる
  • りんご病(伝染性紅斑)・・・発疹がレース状になって全身に広がっていきます
  • 水ぼうそう(水痘)・・・虫さされのようなかゆみを伴う発疹が全身に広がります
  • はしか(麻疹)・・・口の中の白い発疹が診断の大きな手がかりになります
  • 百日ぜき・・・コンコンと特有の乾いたせきが続き、呼吸が苦しくなります
  • 風疹・・・風邪のような症状から赤い発疹が出て3日ほどで消えます
  • おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)・・・耳の下の唾液腺が腫れ始め、唾液が出ると痛みます
  • 溶連菌感染症・・・高熱が出て喉が真っ赤に腫れ激しく痛みます
  • 結核・・・再び増加傾向のある病気。治っても後遺症を残す可能性が
  • 敗血症・・・重症の場合はショック症状を起こし最悪のケースも
  • 川崎病・・・全身の血管が炎症を起こす病気。原因はいまだに不明です