先天性股関節脱臼

<どんな病気?>
股の関節が緩く、大腿骨の先端が骨盤からはずれる病気です。脱臼が片方だけのときは、脚の長さや脚の開き具合が左右で違います。両膝を立てるとひざの高さが違ったり、仰向けにした時に太ももの付け根のしわの数が左右違います。脚の開きが悪くなることでもわかります。脱臼したまま育つと歩き初めが遅くなったり、片方の足を引きずったりすることもあります。

 

<治療>
1ヵ月健診では見つからないことも多いので、3〜4ヵ月健診は必ず受けてください。疑わしい場合は超音波もしくはX腺検査が必要です。診断がつけばリーメンビューゲルというズボンつりのような装具をつけて矯正することもあります。多くはこれで治りますが、状態によっては手術を行うこともあります。

 

<予防&ケア>
赤ちゃんの脚はM字形が自然な状態なので、自然な足の形を保つことが大切です。股関節を閉じた状態で長時間横抱きやおんぶをしない、股関節が動きにくい衣服を着せない、おむつは股関節が開きやすいものを使用するなどの注意が必要です。

 

  • O脚・X脚・・・両足をそろえて立つと、ひざの間やくるぶしの間が開きます
  • 外反偏平足・・・土踏まずが見られず足の裏が平らです
  • 先天性内反足・外反踵足・・・足が内側や外側に反り返る先天性の病気
  • 筋性斜頸・・・首にしこりがあり同じ方向ばかり見ます
  • ばね指・・・痛みはありませんが、指の曲げ伸ばしができません
  • 肘内障・・・腕がだらんとなり、触ると痛がります
  • 先天性股関節脱臼・・・骨盤から大腿骨がはずれたり脚が開きにくい状態