急性気管支炎

<どんな病気?>
風邪症候群が呼吸器系の奥まで進行して、気管支の粘膜で炎症を起こした状態です。多くはウイルスが原因ですが、細菌感染が原因のこともあります。高熱とたんのからんだしつこいせきが特徴で、乾いたせきから始まって、しだいにたんのからんだせきになります。場合によっては、ぜんそくのようにゼーゼーした苦しそうな呼吸をすることもあります。

 

<治療>
ウイルスが原因のことが多いため特効薬はなく、解熱薬やたんを出しやすくする薬を飲ませ、症状を抑える対症療法を行います。せきがひどいときは、気管支を広げる薬や吸入薬を使います。細菌感染を起こしているときには、抗生物質を使います。

 

<予防&ケア>
たんのからんだせきが続くと赤ちゃんの体力が奪われるので、できるだけたんをやわらかくして出しやすくするために湯冷まし、麦茶、ベビー用イオン飲料など、水分を十分与えてあげてください。ただし、一度に大量に飲ませるとせき込んだときに一緒にはいてしまうことがあるので、少量ずつこまめに飲ませましょう。

 

  • 咽頭扁桃炎・・・扁桃腺にウイルスや細菌が感染して炎症を起こします
  • 急性気管支炎・・・ウイルスや細菌が気管支の粘膜で炎症を起こした状態です
  • ぜんそく様気管支炎・・・ぜんそくのようなゼーゼーした呼吸が主な症状です
  • 急性細気管支炎・・・呼吸器の奥の細い気管支が炎症を起こした状態です
  • 肺炎・・・細菌やウイルス、病原体の感染により肺の中が炎症を起こした状態
  • クループ・・・犬の遠吠えのようなせきが出て呼吸が苦しくなります