エナメル質形成不全

<どんな病気?>
歯が生えてきたときから、歯の表面がでこぼこしていたり、一部が黄色や茶色っぽくなっていたり、エナメル質が一部欠けたようになっている状態です。
赤ちゃんの乳歯はママのおなかの中にいる間にできます。このときママのつわりがひどかったり、赤ちゃんの成長が思わしくなかったなどの原因で、エナメル質の形成が少し悪くなる場合があります。乳歯のエナメル質ができるのは、前歯で妊娠4ヵ月頃から生後2ヶ月頃まで、奥歯で妊娠6ヶ月頃から生後11ヶ月頃までです。
その時期に歯への栄養状態が悪いと、エナメル質の形成が十分でないことがあります。エナメル質形成不全は乳歯だけでなく、永久歯にも多く見られます。

 

<治療>
歯の表面がでこぼこしているために汚れがたまりやすいので、必ず歯磨きをしましょう。エナメル質が薄い分、虫歯の進行も早いので注意してください。定期健診で虫歯が見つかったら早めに小児歯科を受診し、処置してもらいましょう。

 

  • 上皮真珠・・・歯ぐきに歯のような白い粒が見られます
  • 先天性歯・・・生まれたときから下の歯が生えています
  • 鵞口瘡(口腔カンジダ症)・・・生まれたときから下の歯が生えています
  • 虫歯・・・口の中の細菌が作り出した酸で歯が溶かされます
  • 口内炎・・・口の中の粘膜が炎症を起こし、腫れたり水疱ができます
  • 地図状舌・・・舌の表面に地図状の模様ができます
  • 舌小帯短縮症・・・舌の裏側のひだが、舌の先のほうまで付着しています
  • 乳歯萌出遅延・・・1歳を過ぎても歯が生えてきません
  • 口唇裂・口蓋裂・・・生まれつき上唇や口蓋が裂けています
  • エナメル質形成不全・・・生まれつき歯のエナメル質の状態がよくありません
  • 癒合歯・・・隣り合った歯がくっついてできます
  • 萌出性嚢胞・・・歯が生える部分の歯茎が膨らみブヨブヨした青色に見えます
  • ベドナーアフタ・・・哺乳びんの乳首などで上あごに潰瘍ができます