乳歯萌出遅延

<どんな病気?>
一般に乳歯は生後6〜7ヶ月頃に生え始めますが、個人差があり、早い子だと生後3ヶ月で生えはじめ、遅いと1歳を過ぎてもまだ1本も生えてこないという子もいます。この1歳を過ぎても生えない状態を乳歯萌出遅延といいます。

 

<治療>
歯以外の体の発育や成長、知育の発達に問題がなければとくに心配は要りません。あごの骨の中に歯が出来上がっているのに、出てくるのが遅れているだけということが多いようです。ただごくまれに先天的に歯がまったく作られていない「外胚葉異形成」という病気などがあるので、念のため、小児歯科で原因を調べてもらったほうが安心です。
医師の診断で特に問題がなければ、あせらず気長に待ちましょう。生え始めが遅いからといって、その後の歯や口の発達、言語の発達への影響をそれほど心配する必要はありません。3歳までには乳歯20本が全部生えそろう場合がほとんどです。

 

  • 上皮真珠・・・歯ぐきに歯のような白い粒が見られます
  • 先天性歯・・・生まれたときから下の歯が生えています
  • 鵞口瘡(口腔カンジダ症)・・・生まれたときから下の歯が生えています
  • 虫歯・・・口の中の細菌が作り出した酸で歯が溶かされます
  • 口内炎・・・口の中の粘膜が炎症を起こし、腫れたり水疱ができます
  • 地図状舌・・・舌の表面に地図状の模様ができます
  • 舌小帯短縮症・・・舌の裏側のひだが、舌の先のほうまで付着しています
  • 乳歯萌出遅延・・・1歳を過ぎても歯が生えてきません
  • 口唇裂・口蓋裂・・・生まれつき上唇や口蓋が裂けています
  • エナメル質形成不全・・・生まれつき歯のエナメル質の状態がよくありません
  • 癒合歯・・・隣り合った歯がくっついてできます
  • 萌出性嚢胞・・・歯が生える部分の歯茎が膨らみブヨブヨした青色に見えます
  • ベドナーアフタ・・・哺乳びんの乳首などで上あごに潰瘍ができます