急性脳症

<どんな病気?>
急激に脳が腫れて、ひきつけや意識障害を起こす病気です。脳が急に腫れて脳の血流障害を起こし、運動障害や知的障害などの重い後遺症が残ったり、最悪のケースにもなる怖い病気です。
インフルエンザウイルスや突発性発疹の原因となるヒトヘルペスウイルス6型や7型などのさまざまなウイルスが原因となりますが、そのメカニズムはまだ完全には解明されていません。

 

<治療>
急性脳症は進行が早いため、治療の開始には一刻を争います。治療が遅くなればなるほど、重い後遺症が残りやすくなります。発熱に引き続き、意識障害や幻覚・幻視などがおこったら救急車を呼び、少しでも早く専門の病院へ行きましょう。
脳の浮腫を取るために脳圧降下剤を点滴したり、ひきつけを止める薬を使います。副腎皮質ホルモンや脳低温療法が行われることがあります。

 

  • 泣き入りひきつけ(憤怒けいれん)・・・泣いている最中にひきつけを起こします
  • 熱性けいれん・・・熱の上がり際に突然ひきつけを起こします
  • 良性乳児けいれん・・・ウイルス感染症などが原因。何度も繰り返したら受診を
  • てんかん・・・全身の硬直やひきつけなどの発作を繰り返します
  • 急性脳炎・・・主にウイルス感染によって脳が炎症を起こします
  • 急性脳症・・・脳が急激に腫れる病気。一刻も早い治療が必要です
  • 髄膜炎・・・ウイルスや細菌感染が原因で髄膜に炎症が起こります
  • 水頭症・・・脳室に髄液がたまり脳を圧迫。発達の遅れや知的障害の危険も
  • 脳性まひ・・・脳障害によって手足の運動障害や姿勢の異常が起こります
  • 頭蓋内出血・・・何らかの原因で頭蓋内に出血が起こります
  • 潜在性二分脊椎・・・おしりや背中にこぶのようなものができます