熱性けいれん

<どんな病気?>
多くは熱の上がり際に起こります。急に白目をむき、手足を突っ張らせ、全身を反り返らせガクガクと体を震わせます。名前を呼んでも反応が無く、意識を失います。発作の時間は2〜3分から15分以内。発作が終わるとケロッとしています。

 

<ケア>
赤ちゃんの衣類を緩め、吐いたものが喉につまらないように顔を横向きにします。窒息したり、嘔吐を誘発する危険があるので、口にタオルやスプーンなどを入れてはいけません。てんかんなど他の病気と区別するために、目や手足の状態、持続時間、発作の後の睡眠の様子などを観察しましょう。
以下のようなときは髄膜炎や脳炎の心配があるので、急いで病院へ行きましょう。

 

・けいれんが止まらない
・ひきつけた後、なかなか目覚めない
・目覚めた後の様子がおかしい
・目覚めた後からだのどこかの麻痺が残る
・ひきつけたとき手足の硬直が左右不対称
・治まっても数分〜数時間以内に再びひきつけた

 

  • 泣き入りひきつけ(憤怒けいれん)・・・泣いている最中にひきつけを起こします
  • 熱性けいれん・・・熱の上がり際に突然ひきつけを起こします
  • 良性乳児けいれん・・・ウイルス感染症などが原因。何度も繰り返したら受診を
  • てんかん・・・全身の硬直やひきつけなどの発作を繰り返します
  • 急性脳炎・・・主にウイルス感染によって脳が炎症を起こします
  • 急性脳症・・・脳が急激に腫れる病気。一刻も早い治療が必要です
  • 髄膜炎・・・ウイルスや細菌感染が原因で髄膜に炎症が起こります
  • 水頭症・・・脳室に髄液がたまり脳を圧迫。発達の遅れや知的障害の危険も
  • 脳性まひ・・・脳障害によって手足の運動障害や姿勢の異常が起こります
  • 頭蓋内出血・・・何らかの原因で頭蓋内に出血が起こります
  • 潜在性二分脊椎・・・おしりや背中にこぶのようなものができます