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ヒルシュスプルング病(巨大結腸症)
- <どんな病気?>
- 生まれつき、肛門から近い腸壁に神経節細胞が無いために起こる病気です。男の子に多く見られます。口から入った食べ物は食道、胃を通って小腸に入り、消化吸収が行われたのち大腸に送られます。そして、大腸の中を移動しながら水分が吸収されて便に変わります。便はS字結腸を通って直腸に運ばれ、肛門から排泄されます。
- ところがこの病気では腸壁にある神経節細胞が一部の腸で欠けているため、腸管の運動がうまく行われず、便を先に送り出すことができなくなります。そのため、頑固な便秘、嘔吐、おなかが膨れるといった症状が現れます。腸液や便がたまるため放置すると腸炎になります。直腸から神経節のない腸壁の長さにより、短いタイプ、長いタイプ、さらに長いタイプの3つに分けられます。
- <治療>
- ヒルシュスプルング病のタイプにより治療法が異なります。軽症で浣腸やガス抜きで排便コントロールができて、体重が増えているなら人工肛門は必要ありません。ですが、長いタイプやさらに長いタイプは人工肛門が必要になります。最近では短いタイプなら肛門からの手術で病変部の切除を行います。負担が少なく新生児にも可能です。
- 乳児下痢症(ウイルス性胃腸炎)・・・ロタウイルスなどの感染により下痢や嘔吐を起こします
- 細菌性胃腸炎・・・細菌の種類によって症状に違いがあります。嘔吐、下痢に注意
- 虫垂炎・・・赤ちゃんは症状が現れにくく、発見が遅れることもあります
- 肛門裂・・・かたいうんちが原因で肛門が傷ついたり、潰瘍になったりします
- 腸重積症・・・腸の一部がもぐりこみ、激しい痛みや嘔吐を繰り返します
- 臍ヘルニア・・・おなかに力が入ったときに飛び出すこともあります
- 腸閉塞・・・腸がふさがった状態。放置すると腹膜炎を起こす可能性も
- 肥厚性幽門狭窄症・・・おっぱいやミルクが十二指腸から逆流して噴水のように嘔吐します
- 肛門周囲膿瘍・・・肛門周囲にできた膿瘍。直腸からの細菌感染が原因です
- 胃食道逆流症・・・噴門部の未熟さが原因。おっぱいやミルクをダラダラ吐きます
- 生理的黄疸・・・新生児期の黄疸のほとんどは生理的なもの。心配ありません
- 胆道閉鎖症・・・白いうんちが特徴的。発見が遅ければ危険な状態になることも
- ヒルシュスプルング病(巨大結腸症)・・・先天的にうんちを体外に送り出せず、便秘などになります。
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