Root : Home > 赤ちゃん病気辞典> 胃食道逆流症
胃食道逆流症
- <どんな病気?>
- 生後3ヶ月くらいまでの赤ちゃんに多く、授乳後ダラダラとおっぱいやミルクを吐きます。口から少しずつあふれる溢乳(いつにゅう)という吐き方が特徴的です。胃の入り口には噴門という部分があり、普段はここにある括約筋が胃の内容物の逆流を防ぐ働きをしていますが、この括約筋がうまく働かないと吐きやすくなります。
- また、赤ちゃんの胃の形も原因のひとつです。大人の胃はくびれがあるそら豆のような形をしていますが、赤ちゃんの胃は小さく、筒のようにまっすぐなため、飲んだものが胃に収まらず食道に逆流しやすいのです。吐いても機嫌がよく、それ以外に心配な症状はありません。
- <治療&ケア>
- 噴門部の機能は生まれてからゆっくり発達していくため、ほとんどの場合、生後6ヶ月までには自然に治ります。体重が増えているのなら様子を見ましょう。おっぱいやミルクを一度に与える量を減らし、何回かに分けて少しずつ飲ませるようにしましょう。
- また、飲ませた後はすぐに寝かせず、たて抱きにするか上体を起こしておきましょう。それでも吐いてしまい体重が増えずに栄養不良になる恐れがある場合は、手術を行うこともあります。
- 乳児下痢症(ウイルス性胃腸炎)・・・ロタウイルスなどの感染により下痢や嘔吐を起こします
- 細菌性胃腸炎・・・細菌の種類によって症状に違いがあります。嘔吐、下痢に注意
- 虫垂炎・・・赤ちゃんは症状が現れにくく、発見が遅れることもあります
- 肛門裂・・・かたいうんちが原因で肛門が傷ついたり、潰瘍になったりします
- 腸重積症・・・腸の一部がもぐりこみ、激しい痛みや嘔吐を繰り返します
- 臍ヘルニア・・・おなかに力が入ったときに飛び出すこともあります
- 腸閉塞・・・腸がふさがった状態。放置すると腹膜炎を起こす可能性も
- 肥厚性幽門狭窄症・・・おっぱいやミルクが十二指腸から逆流して噴水のように嘔吐します
- 肛門周囲膿瘍・・・肛門周囲にできた膿瘍。直腸からの細菌感染が原因です
- 胃食道逆流症・・・噴門部の未熟さが原因。おっぱいやミルクをダラダラ吐きます
- 生理的黄疸・・・新生児期の黄疸のほとんどは生理的なもの。心配ありません
- 胆道閉鎖症・・・白いうんちが特徴的。発見が遅ければ危険な状態になることも
- ヒルシュスプルング病(巨大結腸症)・・・先天的にうんちを体外に送り出せず、便秘などになります。
[←Home] | [↑このページの上へ]