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臍ヘルニア
- <どんな病気?>
- 俗に言う「でべそ」のことで、腸管の一部が皮膚に覆われたままお臍から飛び出したものです。左右の腹筋は中央で合わさって腹壁を作っていますが、おへその部分は左右の筋肉が分かれて孔(臍輪)になっています。赤ちゃんによってはこの筋肉が未熟なため、泣いて腹圧が高まると、腹膜とともに腸が飛び出してしまいます。生後1ヶ月くらいからふくれてきますが、その大きさはさまざまです。
- <治療>
- 腹直筋という筋肉の発達とともに、ほとんどは生後1年ごろまでに自然に治ります。まれに2歳以降になっても治らない場合は、ヘルニア(体の組織の一部や臓器が突出したもの)の部分を切除して、おへそをつくる手術を行うこともあります。おへそが出ている部分に硬貨をあてたり、ばんそうこうを貼ったりしないようにしましょう。治らないだけでなく、皮膚がかぶれたり、炎症を起こす恐れがあります。
- 乳児下痢症(ウイルス性胃腸炎)・・・ロタウイルスなどの感染により下痢や嘔吐を起こします
- 細菌性胃腸炎・・・細菌の種類によって症状に違いがあります。嘔吐、下痢に注意
- 虫垂炎・・・赤ちゃんは症状が現れにくく、発見が遅れることもあります
- 肛門裂・・・かたいうんちが原因で肛門が傷ついたり、潰瘍になったりします
- 腸重積症・・・腸の一部がもぐりこみ、激しい痛みや嘔吐を繰り返します
- 臍ヘルニア・・・おなかに力が入ったときに飛び出すこともあります
- 腸閉塞・・・腸がふさがった状態。放置すると腹膜炎を起こす可能性も
- 肥厚性幽門狭窄症・・・おっぱいやミルクが十二指腸から逆流して噴水のように嘔吐します
- 肛門周囲膿瘍・・・肛門周囲にできた膿瘍。直腸からの細菌感染が原因です
- 胃食道逆流症・・・噴門部の未熟さが原因。おっぱいやミルクをダラダラ吐きます
- 生理的黄疸・・・新生児期の黄疸のほとんどは生理的なもの。心配ありません
- 胆道閉鎖症・・・白いうんちが特徴的。発見が遅ければ危険な状態になることも
- ヒルシュスプルング病(巨大結腸症)・・・先天的にうんちを体外に送り出せず、便秘などになります。
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