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胆道閉鎖症
- <どんな病気?>
- 肝臓から腸に胆汁を送る管のことを胆道といいます。この胆道が生まれてしばらくしてからふさがってしまうため、胆汁が十二指腸まで流れず、肝臓にたまってしまう病気です。新生児の生理的黄疸の時期(生後2週間くらい)を過ぎても黄疸が軽くならず、生後1ヶ月前後に緑がかった黄疸が目立ってきます。また、便の色が薄くなり、クリーム色から白色になります。
- 通常、便の色は黄色〜茶色ですが、胆道がふさがって胆汁が便に排泄されないと、便の色は濃くなりません。そのため便の色はこの病気を発見する大きな手がかりになります。さらに症状が進むと肝臓が腫れて腹水がたまり、おなかが膨れ上がることもあります。また、発見が遅れると肝臓の細胞が壊れて肝臓全体が硬くなる肝硬変に発展して、呼吸困難や吐血、最悪のケースになる恐れもあります。
- <治療>
- 超音波検査などを行います。診断がついたら肝門部と小腸をつなぐ手術をすると予後がいいとされています。それでも黄疸が改善されなければ、肝不全へ進行する可能性があるので、肝臓移植が必要になります。
- 乳児下痢症(ウイルス性胃腸炎)・・・ロタウイルスなどの感染により下痢や嘔吐を起こします
- 細菌性胃腸炎・・・細菌の種類によって症状に違いがあります。嘔吐、下痢に注意
- 虫垂炎・・・赤ちゃんは症状が現れにくく、発見が遅れることもあります
- 肛門裂・・・かたいうんちが原因で肛門が傷ついたり、潰瘍になったりします
- 腸重積症・・・腸の一部がもぐりこみ、激しい痛みや嘔吐を繰り返します
- 臍ヘルニア・・・おなかに力が入ったときに飛び出すこともあります
- 腸閉塞・・・腸がふさがった状態。放置すると腹膜炎を起こす可能性も
- 肥厚性幽門狭窄症・・・おっぱいやミルクが十二指腸から逆流して噴水のように嘔吐します
- 肛門周囲膿瘍・・・肛門周囲にできた膿瘍。直腸からの細菌感染が原因です
- 胃食道逆流症・・・噴門部の未熟さが原因。おっぱいやミルクをダラダラ吐きます
- 生理的黄疸・・・新生児期の黄疸のほとんどは生理的なもの。心配ありません
- 胆道閉鎖症・・・白いうんちが特徴的。発見が遅ければ危険な状態になることも
- ヒルシュスプルング病(巨大結腸症)・・・先天的にうんちを体外に送り出せず、便秘などになります。
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