陰嚢水腫

<どんな病気?>
精巣(睾丸)を包んでいる陰嚢の中に水がたまり腫れる病気が陰嚢水腫です。胎児のときおなかの中にあった精巣が陰嚢内に降りてくる際、何らかの原因で腹腔と陰嚢との境がうまく閉じず、腹水が陰嚢に流れ込んでしまったために起こります。
大きさは普通の状態の2倍以上になったり、時には卵大にまでなることがあります。触ってみるとプクプクしていて、水がたまっているのがはっきりとわかります。触っても痛がることはありません。片方だけ腫れている場合と両方腫れている場合があります。

 

<治療>
陰嚢の中にたまっている水は、多くの場合2〜3ヶ月のうちに自然に体に吸収され、1才くらいまでには普通の状態に戻るので特別な治療は必要ありません。

 

  • 尿路感染症(膀胱炎・腎盂腎炎)・・・細菌などが尿道から入り、尿路に炎症を起こす病気です
  • 亀頭包皮炎・・・恥垢が細菌に感染し、陰茎の先や横の部分が赤く腫れます
  • 外陰炎・膣炎・・・外陰部や膣の炎症です。かゆがったり、おりものが出ることも
  • 陰嚢水腫・・・陰嚢に水がたまり、大きく腫れる病気。触っても痛がりません
  • 脱腸(鼠径ヘルニア)・・・泣いたときなどに、太ももの付け根にふくらみが見られます
  • 包茎・・・赤ちゃんは生理的包茎。成長とともに自然にむけていきます
  • 停留精巣(停留睾丸)・・・精巣がおなかの中で止まってしまい、陰嚢に収まっていない状態
  • 水腎症・・・尿路の狭窄などが原因で尿が腎盂にたまり腎臓がふくらみます