脱腸(鼠径ヘルニア)

<どんな病気?>
小腸が太ももの付け根の鼠径部に飛び出す病気です。普段は膨らんでいないのに、排便のときや泣いたときなど、おなかに力が加わったときにふくらみが目立ってきます。皮膚の上から触るとやわらかいこぶのようで痛みはありません。とくに男の子に多いのが特徴です。
片側のみに起こることが多いようですが、左右両方に出ることもあります。男の子の場合、腸が陰嚢の中にまで入り込んで陰嚢が大きくなることもあります。また、女の子の場合は卵巣が出ることもあります。

 

<治療>
鼠径部のふくらみに気がついたらすぐに受診し、医師に腸を元の位置に手で押し戻してもらいましょう。症状が出るたびに処置していけば、生後4ヶ月くらいまでなら約30%は自然に治ります。生後4ヶ月を過ぎても治らない場合や何度も繰り返すときは手術を行います。

 

  • 尿路感染症(膀胱炎・腎盂腎炎)・・・細菌などが尿道から入り、尿路に炎症を起こす病気です
  • 亀頭包皮炎・・・恥垢が細菌に感染し、陰茎の先や横の部分が赤く腫れます
  • 外陰炎・膣炎・・・外陰部や膣の炎症です。かゆがったり、おりものが出ることも
  • 陰嚢水腫・・・陰嚢に水がたまり、大きく腫れる病気。触っても痛がりません
  • 脱腸(鼠径ヘルニア)・・・泣いたときなどに、太ももの付け根にふくらみが見られます
  • 包茎・・・赤ちゃんは生理的包茎。成長とともに自然にむけていきます
  • 停留精巣(停留睾丸)・・・精巣がおなかの中で止まってしまい、陰嚢に収まっていない状態
  • 水腎症・・・尿路の狭窄などが原因で尿が腎盂にたまり腎臓がふくらみます