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新生児・赤ちゃん辞典

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循環器の病気

動脈管開存症(どうみゃくかんかいぞんしょう)

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<どんな病気?>
胎児は酸素を胎盤から取り入れているため、肺に血液を送る必要がなく、肺動脈の血液は直接大動脈、胎盤へと流れていきます。この肺動脈と大動脈を結ぶ太い血管を動脈管といい、通常生後1日で閉じますが、閉じるはずの動脈管がその後も開いた状態が動脈管開存症です。早産児によく見られ、動脈管が細ければ症状はほとんど認められません。
動脈管が開いたままだと、大動脈から全身に送られるはずの血液の一部が動脈管を通って再び肺動脈から肺へと流れてしまいます。動脈管が太いと肺動脈に流れ込む血液量が多くなるので肺と心臓への負担が増します。生後1?2ヶ月頃から呼吸が苦しそう、おっぱいやミルクがよく飲めない、体重増えが悪いなどの症状が見られます。

<治療>
早産児では「インドメタシン」などの薬剤を静脈注射することで動脈管を閉じることができます。満期産児では動脈管を切断するか縛る手術をします。重症の場合はすぐに手術をしますが、軽症であれば体力があるていどつく3才くらいまで待つこともあります。また動脈管が細い場合はカテーテルという細い管を使って、動脈管をふさぐ治療をすることもあります。

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