新生児・赤ちゃんについての話をわかりやすく説明。育児に役立つ情報満載♪

新生児・赤ちゃん辞典

*

消化器の病気

ヒルシュスプルング病(巨大結腸症)

更新日:

<どんな病気?>
生まれつき、肛門から近い腸壁に神経節細胞が無いために起こる病気です。男の子に多く見られます。口から入った食べ物は食道、胃を通って小腸に入り、消化吸収が行われたのち大腸に送られます。そして、大腸の中を移動しながら水分が吸収されて便に変わります。便はS字結腸を通って直腸に運ばれ、肛門から排泄されます。
ところがこの病気では腸壁にある神経節細胞が一部の腸で欠けているため、腸管の運動がうまく行われず、便を先に送り出すことができなくなります。そのため、頑固な便秘、嘔吐、おなかが膨れるといった症状が現れます。腸液や便がたまるため放置すると腸炎になります。直腸から神経節のない腸壁の長さにより、短いタイプ、長いタイプ、さらに長いタイプの3つに分けられます。

<治療>
ヒルシュスプルング病のタイプにより治療法が異なります。軽症で浣腸やガス抜きで排便コントロールができて、体重が増えているなら人工肛門は必要ありません。ですが、長いタイプやさらに長いタイプは人工肛門が必要になります。最近では短いタイプなら肛門からの手術で病変部の切除を行います。負担が少なく新生児にも可能です。

-消化器の病気

Copyright© 新生児・赤ちゃん辞典 , 2017 All Rights Reserved.