血液の病気

血液は全身をくまなく循環して、細胞の活動に必要な酸素や栄養素を運んだり、細胞の活動で生じた二酸化炭素や老廃物を運び出しています。また、体温の調節やホルモンの運搬、病原菌から感染を防ぐ働きなど、健康を維持するための大切な役割も担っています。
その成分は液体成分の血しょうと細胞成分である血球(赤血球、白血球、血小板)に分けられ、骨髄で作られています、子どもの場合、体重の約12分の1を血液が占めています。何らかの理由により、体内で血液が十分な働きをすることができなくなると、さまざまな症状を起こします。

 

 

  • 貧血・・・赤血球のヘモグロビンが減少し、体の各組織が酸素不足に
  • 血友病・・・男の子に多い遺伝的な病気。怪我で出血しないように要注意
  • 血小板減少性紫斑病・・・血小板が減少して出血しやすくなる病気。皮膚の出血斑が特徴

血液の病気-赤ちゃん病気辞典-記事一覧

<どんな病気?>赤血球に含まれるヘモグロビンは酸素と結合してからだのすみずみに運ぶ役目をしていますが、このヘモグロビンの濃度が正常より低くなった状態を貧血と言います。ヘモグロビンが減ると、筋肉や脳などの体の各組織に十分な酸素が供給されず、組織がうまく働くことができなくなります。そのため、乳幼児では機嫌が悪く、食欲が無い、顔色が青白い、体重が増えないなどの症状が現れます。<治療&g...

<どんな病気?>血液凝固因子(血が固まるのに必要なタンパク質)の中のある一部分が生まれつき欠乏していたり異常なために起こるのが「血友病」です。そのため、ささいな傷でも出血しやすく、出血するといつまでも血が止まらなくなります。遺伝が関係している病気で両親のどちらかが発病あるいは保因している場合、赤ちゃんに遺伝する確率が高くなります。発病するのはほとんどが男の子です。女の子は保因者となりま...

<どんな病気?>血小板は止血したとき傷口をふさぎ、血を固めて出血を止める大切な役目があります。血小板減少性紫斑病は血液中の血小板が減少したために起こる病気です。数週間から数十年にわたって続く慢性性があります。赤ちゃんの場合ほとんどが急性型です。原因は不明ですが、急性型は風疹やはしか、風邪症候群などのウイルスに感染した後に起こることがあります。風邪のような症状から始まり、1?2週間後に目...