口・歯の病気

赤ちゃんの歯は生まれたときから歯茎の中にあり、6?7ヶ月頃から生え始め、3歳頃に生えそろいます。食生活の変化から、最近は虫歯になる赤ちゃんが多くなり、歯周病なども増えています。歯磨きの習慣をつけて虫歯予防をしっかりとしていきましょう。
また口の中の粘膜や唾液は全身の健康状態と関係が深く、健康のバロメーターになります。ママは歯磨きのついでに赤ちゃんの口の中をよく見て、よだれの量や口の中に湿疹や傷がないかなど、状態をチェックする習慣をつけましょう。もし、気になることがあれば早めに受診しましょう。

 

  • 上皮真珠・・・歯ぐきに歯のような白い粒が見られます
  • 先天性歯・・・生まれたときから下の歯が生えています
  • 鵞口瘡(口腔カンジダ症)・・・生まれたときから下の歯が生えています
  • 虫歯・・・口の中の細菌が作り出した酸で歯が溶かされます
  • 口内炎・・・口の中の粘膜が炎症を起こし、腫れたり水疱ができます
  • 地図状舌・・・舌の表面に地図状の模様ができます
  • 舌小帯短縮症・・・舌の裏側のひだが、舌の先のほうまで付着しています
  • 乳歯萌出遅延・・・1歳を過ぎても歯が生えてきません
  • 口唇裂・口蓋裂・・・生まれつき上唇や口蓋が裂けています
  • エナメル質形成不全・・・生まれつき歯のエナメル質の状態がよくありません
  • 癒合歯・・・隣り合った歯がくっついてできます
  • 萌出性嚢胞・・・歯が生える部分の歯茎が膨らみブヨブヨした青色に見えます
  • ベドナーアフタ・・・哺乳びんの乳首などで上あごに潰瘍ができます

口・歯の病気-赤ちゃん病気辞典-記事一覧

<どんな病気?>上皮真珠とは歯が生える前に、まるで歯ぐきから歯が生えているように見える、栗粒大の白くてややかたいぽちぽちしたものが見られます。これは歯肉の皮が変形したもので、真珠に似ていることから上皮真珠と呼ばれています。赤ちゃんの口の中にはまだ歯は出てきていませんが、すでにあごの中で乳歯が作られていて、その乳歯が作られたときに残った組織が表面に出てきたものです。とくにかゆみや痛みはあ...

<どんな病気?>生まれたときから、すでに下あごの乳中切歯(前歯)が生えている状態です。この歯があるために舌の下面が傷ついたり、すれた刺激によって潰瘍ができることがあります。(リガ・フェーデ病)。授乳のときにママの乳首を傷つけてしまうこともあります。<治療>なるべくそのまま残しますが、グラグラして抜けそうなときは、誤飲の恐れがあるので抜歯をします。痛がっておっぱいやミルクの飲...

<どんな病気?>栄養状態が悪かったり、抵抗力が弱っているときに赤ちゃんの口の中にカンジダ菌が増えて、頬の内側や舌の表面、歯ぐきなどに白い乳カスのようなものが点状、地図状につく病気です。ママの乳首が不潔だったり、不潔なガーゼで口の中を拭いたりして感染することもあります。お湯を飲ませたり、拭いたりしてもなかなか取れませんが、特に痛みやかゆみはありません。<治療>赤ちゃんが元気で...

<どんな病気?>もともと口の中にあるストレプトコッカス・ミュータンス菌は歯の食べかすの中の糖分を酸に変えます。この酸が歯を溶かして虫歯になります。赤ちゃんは眠っている時間が長いので、自浄作用のある唾液の分泌が少なくなり、細菌が増殖しやすくなります。また乳歯は永久歯よりもデリケートで酸に弱いため、虫歯になりやすいのです。さらにエナメル質と象牙質の厚さは永久歯の半分くらいしかないため、虫歯...

<どんな病気?>口内炎とは口の中の粘膜に炎症が起こったものです。口の中や喉の奥の辺りが赤くふくれたり、水疱が見られます。 ★アフタ性口内炎広い範囲で赤くなり、水疱が破れて広がります。ただれの真ん中は白っぽく、まわりが赤い円形の潰瘍です。熱が出たり、口のにおいがくさくなる場合もあります。 ★ヘルペス性口内炎ヘルペスウイルスの感染が原因です。風邪のような症状とともに歯肉が腫れ、口の周り...

<どんな病気?>舌の表面に白っぽく縁取られた赤い地図状の模様ができるもので、2?3日すると模様の大きさや形が大陸移動のように変化していきます。初めは舌の表面に白い斑点が現われ、それがはがれると赤いまだら模様になります。これは舌の表面の組織が盛んに衣替えをしているようなものです。痛みもなく障害もありません。はっきり見えたり、まったく出てこない子も多く個人差があります。生後2?3ヶ月ごろか...

<どんな病気?>舌小帯は舌の裏側に縦に通っているひだのことを指します。これが生まれつき舌の先のほうまで付着しているため、舌の動きが制限されるように見える状態のことを舌小帯短縮症といいます。<治療>病気ではなく、食事がとりにくい、言葉に支障が出るなどのトラブルはほとんどありません。成長とともに舌小帯が後退して治ってしまうことがほとんどです。基本的には何もしなくて大丈夫ですが、...

<どんな病気?>一般に乳歯は生後6?7ヶ月頃に生え始めますが、個人差があり、早い子だと生後3ヶ月で生えはじめ、遅いと1歳を過ぎてもまだ1本も生えてこないという子もいます。この1歳を過ぎても生えない状態を乳歯萌出遅延といいます。<治療>歯以外の体の発育や成長、知育の発達に問題がなければとくに心配は要りません。あごの骨の中に歯が出来上がっているのに、出てくるのが遅れているだけと...

<どんな病気?>生まれつき上唇が裂けているのが「口唇裂」、口の中の天井部分の口蓋が裂けているのが「口蓋裂」です。どちらも先天性の病気で原因はわかりません。外見上の問題だけでなく、おっぱいやミルクが飲みにくく、咀嚼(そしゃく)がうまくいかないので体重が増えにくい、飲みそこなったおっぱいやミルクがのどから耳に入り込み中耳炎になりやすい、声が鼻のほうに漏れて発音が不明瞭になるなど、発育・発達...

<どんな病気?>歯が生えてきたときから、歯の表面がでこぼこしていたり、一部が黄色や茶色っぽくなっていたり、エナメル質が一部欠けたようになっている状態です。赤ちゃんの乳歯はママのおなかの中にいる間にできます。このときママのつわりがひどかったり、赤ちゃんの成長が思わしくなかったなどの原因で、エナメル質の形成が少し悪くなる場合があります。乳歯のエナメル質ができるのは、前歯で妊娠4ヵ月頃から生...

<どんな病気?>歯ができるときに隣り合った歯がくっついて出てきてしまうものです。歯が生えてきたときに2つの歯がくっついているので、少し大きめの歯に思えたり、歯が1本少ないように見えます。2つの歯が表面でくっついたものを「癒合歯」、余計な歯とくっついたものを「双生歯」ということもあります。<治療&ケア>特に治療は必要ありません。くっついていた歯の真ん中に溝ができ、そこに虫歯が...

<どんな病気?>歯が生えるときに歯ぐきが破れて出てきますが、歯ぐきが破れないで水や血がたまってしまうものです。<治療>局所麻酔をして歯ぐきを切り、歯が出やすいようにします。上皮真珠・・・歯ぐきに歯のような白い粒が見られます先天性歯・・・生まれたときから下の歯が生えています鵞口瘡(口腔カンジダ症)・・・生まれたときから下の歯が生えています虫歯・・・口の中の細菌が作り出した酸で...

<どんな病気?>口に合わない哺乳びんの乳首を使ったり、おもちゃなどを常に口に入れているとできる上あごの潰瘍です。<治療>口に合う乳首を使ったり、異物を口に入れないようにすれば治ります。上皮真珠・・・歯ぐきに歯のような白い粒が見られます先天性歯・・・生まれたときから下の歯が生えています鵞口瘡(口腔カンジダ症)・・・生まれたときから下の歯が生えています虫歯・・・口の中の細菌が作...