目の病気

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ20?30cmほどの至近距離しか見えず、遠くのものはぼんやりとしか見えません。赤ちゃんの視力は、乳児期から両目を使って正しくものを見ることを繰り返して、3才くらいには大人とほぼ同じ視力になります。乳児期は視力を発達させるための大事な訓練期間。乳児期に目に異常があると、視力の発達そのものに影響を与えます。
目が赤い、目やにが出るなどのトラブルは見た目でもわかりやすいものですが、視力の異常に関しては早期発見が難しいものです。ママは日ごろから赤ちゃんの目の動きや色などに気を配り、気になることがあれば早めに受診しましょう。

 

 

  • 結膜炎・・・結膜が炎症を起こし、充血したり目やにが出ます
  • さかまつげ・・・まつげが内向きに生えていて眼球に触れてしまいます
  • 鼻涙管閉塞症・・・鼻涙管が詰まって涙目になったり目やにが出ます
  • 急性涙嚢炎・・・涙嚢にたまった涙に細菌が感染
  • 斜視・・・両目の視線が定まらず視能訓練が必要です
  • 眼瞼下垂(がんけんかすい)・・・上まぶたがたれ下がり、目が見えにくくなります
  • 弱視・・・視力が弱いまま発達しません。早期治療が必要

目の病気-赤ちゃん病気辞典-記事一覧

<どんな病気?>結膜が炎症を起こす病気。ウイルスなどの微生物、細菌、アレルギー、目をこするなどの物理的な刺激など、さまざまな原因で起こります。★ウイルス性結膜炎 ウイルスが感染して起こる非常にうつりやすい病気です。ほとんどは単純性ですが、夏風邪を併発することもあります。プール熱、急性出血性結膜炎、流行性角結膜炎などがあります。★細菌性結膜炎 汚れた手で目をこすって起...

<どんな病気?>まつげが内向きになって眼球に触れている状態です。上まぶたより下まぶたに多く症状が見られます。まぶたの脂肪がとれてくる4?5歳ごろには、自然に外向きになって治ることが多いようです。<治療>目やにが出る、目が充血する、屋外に出るとひどくまぶしがったりするなどの症状が強い場合は受診しましょう。角膜保護薬と万が一の感染を考えて、抗生物質入りの点眼薬などで結膜炎の感染...

<どんな病気?>涙は目頭の穴から鼻への通路を通って鼻腔へ流れます。この通路(鼻涙管)が詰まってしまう病気で、目がうるみ、涙があふれてきます。生まれつき鼻涙管がふさがっている先天性鼻涙管閉塞症の場合もあります。<治療>よくなったり悪くなったりの繰り返しですが、生後2ヶ月くらいまでに約60%が自然に治ります。結膜炎や涙点から膿が出る涙嚢炎(るいのうえん)の症状が出たら早めに専門...

<どんな病気?>涙嚢にたまった涙に細菌が増殖し、目やにがたくさん出る病気です。多くは涙の通り道(鼻涙管)が詰まる鼻涙管閉塞症が長く続くことが原因となります。目頭が強く痛み、目と鼻の間、目の下、鼻の横などが腫れて赤くなり、目頭を軽く指で押してみると、涙点から膿が出てくることもあります。腫れがひどくなるとまぶたが下がってしまうほど激しい症状になることがあります。熱が出る場合もあります。&l...

<どんな病気?>片方の目だけは目標を向いているのに、もう片方の目が別の方向を向いている状態です。片方の目が内側に向く内斜視、外側に向く外斜視、上または下を向く上下斜視があります。これらは遠視、目を動かす外眼筋肉がバランスよく働いていない、中枢神経の病気などが原因で起こります。赤ちゃんの斜視はほとんどが偽内斜視です。鼻の根元が発達して高くなるにつれて治るので心配ありません。<治療&...

<どんな病気?>上まぶたが上がらずに垂れ下がり、目がよく開かない状態です。ときに斜視を伴います。片方だけ、もしくは両目に症状が見られます。先天性のものと後天性のものがあり、先天性が約80%を占めています。後天性にはまれに重大な病気が関係していることがあるので注意が必要です。原因はまぶたを引き上げる筋肉の発達が不十分なことが多く、筋肉を動かす神経の働きが悪い動眼神経まひ、交感神経まひ、重...

<どんな病気?>小児の視力発達障害のことで、眼鏡をかけても視力が出ません。新生児の目はあまり見えていない状態ですが、ものを見るという視覚障害によって視力は発達します。発達は生後6ヶ月までが著しく、3歳でほぼ成人のレベルに達します。その発達の途上で、視覚刺激が妨げられる要因があると弱視になります。弱視には「斜視弱視」、「不同視弱視」、「屈折異常弱視」などがあります。そのほかに、乳幼児期に...